2010年12月 4日 (土)

タガメの消費傾向

タガメ的ライフスタイルには、ある一定の消費パターンがある。もちろんタガメといってもリッチなタガメから、庶民タガメまで千差万別ではあるけれど、リッチタガメちゃんは、まず、独身時代の延長でブランド物を身につけ、子供にもブランド服を着せたがる。旦那は必ずしも消費対象にならず、主として自分や子供たちにお金をかける。旦那の両親などからの資金援助を期待して、ブランド子供服などを着せる、といった行動もタガメ特有。
お休みの日は、ディズニーランドやUSJといった、お金を使わせるレジャー施設で、もっともメジャーなところに、タガメ友達とともに、子供を連れてでかける。長い休みは、年に一度は海外旅行、、、が理想。数年前、まだ日本経済がここまで冷え切っていなかった頃、某航空会社の社内広告にこんなものがあった。
「毎日お仕事ご苦労様。今度の休日は、たまにはそろって海外旅行にいかない?あなたの心の支えは、子供たちの笑顔。たまには家族でゆっくり過ごしましょう。あなたもきっと癒されるわ」、、、、詳細は忘れたが、これは夏休みのハワイ、グアム路線の広告かなにかであった。決定権を持つのはタガメちゃんであることを熟知した航空会社が打った広告だ。こうして、ボーナスはすっかり海外旅行に消えてしまう。
一方庶民タガメは、日ごろは倹約に努める。家族の服装は、皆大手スーパー衣料品売り場で調達。イオンや平和堂が代表格だ。決して華美な服装はしない。食品は、生協か近くのスーパー。一応、「安心・安全」には気をつかっている。長い休みは、旦那や自分の実家に帰省。大変だけれど、お金はそんなにかからないし、何より家族へのプレゼンスがあがり、なにかと援助をもらえたりする。
そんな倹約生活だが、塾や子供の習い事には月に2万くらいはかける。週に3日は子供のおけいこのスケジュールが埋まっていて、子供が小さい間は、自分もそれに付き添う。
また週に1,2回は子供を連れて買い物にでるため、子供は、子供同士自由に約束をして遊びにゆく時間があまりない。幼稚園くらいまでは、完全に、お母さん同士約束して「子供を遊ばせる」。小学生になっても、お母さんの許可がないと友達と約束することができない。また急な変化は困る。あらかじめ、そんな話は聞いていない、というわけだ。
次に携帯電話。これは、あらゆる階層のタガメに見られるけれど、某社のようにタダトモという不特定の人に、無料でかけることのできる携帯電話は、好まれない。無料電話、割引電話は家族やあらかじめ指定した特定の人のみで、あとは通話記録や通話料の増減で、誰にどのくらい電話をかけているかがチェックできるもの。もちろん意識はしていないが、無意識で、家族に「箍」(たが)をはめて支配しようとする人に、タダトモの範囲が限りなく広がるのは、決して魅力的ではない、、、。

もうひとつ、貯蓄。一番好きなのが郵便局の学資保険や、養老年金保険。夫婦と子供あわせて相当な掛け金になるのに、せっせと郵便局にお金を預ける。この特徴は、「解約」が難しく、いちど入ったら15年や20年といったタイムスパンでないとメリットが出てこない。もし中途解約しようと思ったら、莫大な損をする。人生を計画通り進めて、旦那を縛りつけておくには、国が補償してくれる郵便局の簡易保険が一番だ。こうして日本の国債は、どんなに財政が赤字でも財源を得続けてきた。
タガメがもっとも嫌いなのは、節税型マンションや投資タイプの不動産。そもそも、不動産物件という厄介なものが増えるのもいやだし、節税、といった発想自体、なにやら面倒なうえ、マンション購入となると、これは本能的に危険信号が鳴る。もしも旦那が、このマンションを知らない間に自分で活用して、独自の空間でも確保したら、、、。あるいは賃貸といって、縁故の女性なぞに貸すことになったりしたら、、、。実際、カエルにはそんな勇気はないのだけれど、家族の支配空間をすべて掌握していたいタガメにとって、自分の目の行き届かない所有物件があるのは、本能的に「嫌な感じ」がするのである。ワンルームマンションのセールスマンは、タガメ女が家にいる男性に、販売攻勢をかけてもほとんどうまくゆかない。主たるターゲットは、独身の女性や、公務員、学校教師をやっている女性たちである。男性は、節税マンションを自分でこっそり買うのは難しいからだ、、。

こうやって、何やら息のつまる日常生活空間が綿密に作り出され、そこに特有の消費パターンが出現するのだ。

2010年11月22日 (月)

あたしンちのママと高度経済成長期の庶民タガメ

子供に連れられて、あたしンちの3D映画、

劇場版3D あたしンち 情熱のちょ〜超能力母 大暴走!

を見に行かされました。前から気にはなっていたのですが、あたしンちのママは、おそらく
今の30代、40代の大人たちが見てきた典型的母親像をデフォルメしたもので、
高度経済成長期の庶民版タガメ、といったところでしょうか。全編を通じて、庶民タガメの
日常を描きだすのですが、この3D作品も、随所にそういうメッセージが見えました。

まず、あたしンちでは、ほとんどの家事を専業主婦のママがやっていて、子供も夫も
食事を出されるのを待つのみ。
パパとママは、かつて少しばかりでも「恋愛感情」をもって結婚したとはとうてい想像も
つかないカップルで、ママは、「情熱」をもてあましつつ、現在は、オバケのようにデフォルメされた姿となっている。

この3D映画では、超能力を獲得したママが、日ごろの家事にその力を発揮するのですが、そのうち疎まれて、息子の「ゆずひこ」と、決して外では使わない、という約束を破って、日々街に繰り出して、世間の人助けを始めて、充実感を得る。母親が毎日遅くまで
外をほっつき歩いているのに、子供や夫はついにぶちきれ。ある日夜中にこっそり抜け出して、街の落書きをする不良たちを更正させようと超能力を使っていたら、朝帰りを指摘され、「家のことをほっといて、なにしているの!あんたは主婦をやってればいいの!」と長女の「みかん」が暴力的な言葉をはく。
その瞬間、ママの超能力は、ママの意思をこえて暴発しはじめ、入居して間もない新築マンションを建物ごとぶち壊す、巨大な力となって爆発する。

ここから先は、公開中の映画を見ていただくこととして、タガメママを家庭に閉じ込め、
飼い殺しにするのは、その子供たちであり、夫である、という事実が描かれ、潜在的に
母親が社会で力を発揮することを抑制する圧力をかけていることがわかる。
自分たちのみにサービスする女中であってほしい、という願望だ。

その力が社会に広く向かおうとしたときに、家庭はいきなり不協和音を発し、
子供や夫がもんくを言う、、そんな構図が描かれている。
タガメに支配されるコタガメ、コガエル、カエルたちも、実は、タガメをたくみに利用し、
飼い殺す共犯者であったわけだ。
そこで恐怖されるのは、タガメの関心が社会に向かうこと、、、。

この映画のディーテイルは日本の家庭の何気ない日常をたくみに描いているだけに、
タガメの実態を探るにはよい材料となっている。

ちなみに、二日連続この映画をみて、私をむりやり一緒にいこうと誘った我が家の小学4年生の娘は、一度目この映画をみて、お母さんが壊れたマンションを復活させようと超能力パワーを使って力尽きて倒れたシーンで、思わず涙がでたとか。

日ごろ、家から飛び出す傾向のある母親に、潜在的恐怖を覚えている彼女の何かの深層心理に、見事に触ったようだ。私自身のことについては、また後日。


2010年11月15日 (月)

タガメの分類その2・体裁タガメの離婚騒動

さっきのは、体裁タガメの夫が失業した場合。
では、今度は夫がついに離反して、離婚騒動が起きた場合。

タガメの日常にとってそもそも夫は、日常の演技をするための
ちょっとした端役。
運動会にビデオカメラをもって子煩悩に走り回る夫、とか
休日には子供を公園に連れて行って仲良く遊んでくれる夫。
そんな姿さえ演じてくれれば、心が離れていても、浮気をしていても
まあいい。
結婚してるのはこっちだから、浮気なんぞしたら、悪いのはむこう。
罪悪感と責任を感じさせ、それでもどうにもならなくなったら多額の慰謝料。
そもそも、今住んでいるこの家は、私が子供たちと住み続けて、
夫は勝手にでてゆけばいい、、。

そうやって家族の養育費とローンを抱えたままホームレス同然となる
男性のなんと多いことか。
給料があって、仕事があっても、ローンで家を買っても、
家にタガメが居座っていたら、
そもそもホームレスも同然。
帰る足取りは重く、ついつい飲み屋で遅くなる。
実際、女性のホームレスはほとんどいない。
ホームレスになるのは、ほぼ男性。彼らには実は
家族もいた。家もあった。エリートサラリーマンだった人たちもいる。

体裁タガメが不覚にも離婚騒動に突入した場合、
最初はあらゆる方法で阻止しようと、
旦那を攻め立てる。
しかし、攻撃を強めれば強めるほど旦那の心は離れてゆく一方。
これを悟ったら、次は、泣き落とし。
「私はあなたをこんなにも愛しているのに。あなたとこの家族が私の支え」
と泣き崩れ、いきなり、長年ご無沙汰だった性的関係を求めてきたりする。

しかし、こんなことで壊れた関係は修復できず。

こんな離婚バトルのさなかでも、日常業務は何食わぬ顔でこなすのが
タガメのすごいところ。
旦那と別居しても、
「ちょっと出張いってるから」、と近所や友達には何もないフリができる。

関係は決裂していても、運動会や参観日に顔をみせて、体裁がとれていたら、それでOK。

しかし、どうしても離婚に応じたくない場合、気合でこんどは病気になったりしてみせる。

あるベテランタガメちゃんは、夫が浮気しているかもしれない、と相談した友人に

「そういう時はね、嫉妬に狂う演技をするのよ、例えばネクタイを切り刻んだりして、、」とアドバイスした。

そもそも恋愛も偽装なら、嫉妬も偽装だから、昔の推理小説やサスペンスによくあるような、ショックによる気絶や、病気、入院、何でもやってみせる。「自殺」をちらつかせることもある。本気で自殺を考えているひともいるかもしれないが、大抵は、自殺するフリ。旦那に思いとどまらせ、恐怖心を抱かせるための手段。

こうして、かつて「気合妊娠」の手を使って結婚に持ち込んだタガメちゃんは、こんどは気合ガンとかにもなってみせる。病気になられては、ひとまず休戦せざるをえない。

ただし、こうした病気は、離婚騒動が沙汰止みになったり、あるいは離婚が確定して、無事慰謝料も養育費もゲットして、別の安定に移行した場合には、ケロっとなおってしまうのが特徴だ。

真の感情ではなく、偽装された感情を身にまとうタガメちゃんは、病気でさえも演技でやってみせたり出来るということだろうか。私が死んだらどうなると思うの!と迫られると、よほどの根性がない限り「離婚」なんてできなくなる。罪悪感を思い切り刺激されるからだ。

いったんかかったタガメの箍からの脱出は命がけのバトル。

こんながんじがらめの生活に、耐え切れなくなったカエルたち。

本当の自殺に及んだり、家出をしたり、うつ病をわずらったり、そして本物のガンになって早死にしたり、、、。こうやってタガメハウスは永続し、カエルたちはその家から消えてゆく。 タガメ王国には実は、本当の主人公は一人もいない。

2010年11月14日 (日)

タガメの分類その1、働かされタガメ

タガメにもいろいろあって、
目論見どおり、体裁もよく、さしたる不足もなく、
タガメ人生を着々と実現させる人もいるけれど、
中には、「予想」と違う展開に見舞われる人もいる。

その第一が、
働かされタガメ。

無事、大病院の勤務医と結婚に成功したタガメさん。
でも、旦那が突然、開業するから、君も働いてほしい、
と言われ、病院開業の資金をつくるために、
パートに出ることに。
なんで、医者と結婚したのに、毎日パートなんかしないと
いけないの!
と憤懣やるかたないタガメさんはインターネットの
質問欄に投稿した。
でも、世間の医者もいまや大変。
開業しようと思ったら初期費用が数千万円はかかるうえ、
開業してからも、少なくとも受付を家族できりもりするか、
何か仕事をして支えないと、とてもじゃないが、
借金を返すこともままならない。

そんなはずじゃなかった!と怒りをぶちまけても、
しょうがないんじゃないの、といなされる。
医師に嫁いだ誤算働かされタガメ。

次は体裁タガメ。
旦那はある外資系のコンサル会社で働いていて、
往時は年収数千万円。
都内の豪華マンションに住んで、子供とともに贅沢な暮らし。
ところがリーマンショックで旦那の会社は撤退。
いきなり職を失い、数ヶ月間の失業の末、
かつての給料の4分の1にも満たない会社に何とか就職。
夫は必死で残業に明け暮れる。
しかし、かつてのライフスタイルからどうしてもぬけられず、
夫が高給取りである、というプライドを捨てられないタガメは、
夫の失業後ももとの生活を死守。
家賃30万円のマンションに住み続け、
日々の生活も以前のまま。
当然家計は火の車で、あっという間に借金にも
手を出す勢い。
でも、とめられない、、。
体裁に呪縛され、根拠なき生活を演ずる体裁タガメ。

で、次は、体裁タガメの離婚騒動、、。

タガメの憂鬱

見事、理想の男性をゲットして、結婚にこぎつけ、
当初は、共働きもしていたけれど、このまま続けるつもりはない。
めでたく妊娠もして、子供も2人目となれば、相当の根性か、
よほどの事情あるいは、両親のサポートなど恵まれた環境でも
ない限り、日本の企業で正社員を続けるのは並大抵ではない。

まずは、「無理して子供にしわ寄せがいくくらいなら」と退職し、
「専業主婦」になる。

めでたくタガメちゃんの誕生だが、タガメちゃんの心情は実は
それほど晴れ晴れしたものではない。

自分にも、それなりに描いていた夢があって、
「デザイナーになりたい!」とか、
「海外で仕事してみたい」とか、
「もっと会社でばりばり働きたかった」とか。
そんな夢は日々遠のき、
目の前には、毎日手のかかる子供と
それほど収入も多くはない旦那。

こんなことしていていいのだろうか。
社会から取り残されてしまうのではないか。

こんな、とても「正常」な悩みが、心のどこかでうずいている。
でも、2人の子供を抱えて、パートに出たところで、
たいした稼ぎはないし、正社員なんて、とても無理。
それなら、しばらくはあきらめて、子供が中学生くらいになったら、
どうせ学費もいろいろかかるから、また働きに出るか、、。
当分は、旦那の給料でやりくりするしかないな、、、。

独身時代のような、気ままな旅行もおしゃれもできなくて、
何とかやりくりしながら、
でも周囲には「かっこいい旦那さんで、子供もかわいくていいねえ」
なんてうらやましがられて、望んでいた生活が手に入ったのだから、
と自分に言い聞かせて日常を送る。

でも、別の不安もないわけではない。
もし、旦那の会社が倒産したら、突然リストラにあったりしたら。
あるいは、エリートサラリーマンで高所得でも、
もしある日突然旦那の浮気が発覚し、
離婚騒動でもおきたら、、、、。

結婚して、健康保険も、社会保険も、被扶養者の身分になったら、
唯一の生活維持装置は、旦那とその収入、、。となれば、
何とかして旦那をしっかり働かせ、浮気をしても、
大事に至らないように、精神的にコントロールしておかなくちゃ。

そんな意識無意識の作用が働いてもおかしくはない。
なにせ、仕事をやめた今、「家事、育児」が飯の種、なんだから。

そんな主婦の憂鬱をかき消すのは、
同じ立場の主婦たちと、昼のランチで憂さ晴らしか、
旦那や子供にあたりちらすこと。

そうやって、忍び寄るむなしさや恐怖を感じないことにして、
日々をすごす、、。
タガメ稼業も楽ではない。

タガメとカエルの再生産

タガメの結婚戦略、、などと一方的に、タガメがカエルを捕獲する戦略、
のような書き方をしてしまいましたが、そこで問題なのは、真の感情の欠如。
気合妊娠しようと、気合入籍しようと、そこに真の感情が伴っていれば、
タガメの戦略とは呼ばない。

でも、恋愛感情まで、注意深く入念に、打算と功利によってコントロールして、
自分自身をもだまして、
私はこの人が好きなのよ、と恋愛の偽装工作をし、
対象となる獲物を獲得したうえで、
結婚の道具やアリバイとして、子供を妊娠する。

そうして生まれた子供は
両親の心のつながりに疑問を感じ、
でも、幸せの偽装の重要な役者を演ずることを最初から期待されていることを
敏感に感じ取り、
幼少の頃から、感情の偽装の学習をする。
本当の心のつながり、は何なのかわからないまま、
多分これが幸せな家庭、幸せな家族、と思い込むことで、
解離の学習をしてゆく。

中には、「こんなのおかしい!」と爆発し、
親に反抗したり、離反したり、社会へとその不条理をぶつけたり、
ということもあるけれど、
多くの場合は、「一時的な現象」と押さえ込まれて、
「正常な」大人へと成長し、
「幸せな」結婚をして、
また次の世代へとつないでゆく。
これが、タガメとカエルの再生産。

タガメに育てられた男の子は、将来、良質のカエルに
なるように、家事を無能力化し、上げ膳据え膳で、
少しでも社会の上層に押し上げようと、塾通い、
おけいこ、スポーツなどに日々のエネルギーと投入する。

お母さんの無言の期待を受けて、
結局はお母さんの機嫌のよくなるように無意識のうちに
自分をコントロールして頑張る。
頑張りきれないと、罪悪感を覚える。
それが、呪縛による感情だと気がつくことのできる人は少ない。

タガメに育てられた女の子は、同じように、タガメとなって
美味しいカエルを将来つかむように、そのコントロール術を
学んでゆく。いずれは、母娘そろって、タガメショッピングに
いけるような、そんなカエル二代目を獲得し、安泰な老後を
保障する。
多くの百貨店やレストランは、こうしたタガメ親子を重要な消費の
担い手として成り立っている。
最近こそ、景気の後退で少し勢いが減っているものの、
大都市近郊の私鉄沿線には、こうしたタガメ母娘がショッピング
する姿がそこここに見られ、平日の昼間などの消費を支えている。

旦那は、会社で仕事、タガメはそのお金で消費。
日本はそんな分業を強制する社会を戦後つくりあげてきた。

2010年11月13日 (土)

タガメの結婚戦略4

「気合妊娠」まで根性のない人は、
「気合入籍」の手を使う。

その重要な手段は、カエルの母親、
つまり大タガメに気に入ってもらって、
カエルくんの弱みを握る。

カエルはママの言うことはきくもの。
ママが怒ったり、ママの機嫌が悪くなることは、
無意識で恐怖する。

だから、ママとグルになれば話は早い。
優柔不断で、決断できないカエルくんには、
まず周りから攻めるのが一番。

結婚をちらつかせ、時には
「今、私と結婚してくれなかったら、もう〇×くんと結婚しちゃうから」と
相手を脅し、
過剰なサービスで相手に迫る。

結婚式の日取りをきめて、入籍まで持ち込んでしまえばこちらのもの。
もし別れたい、といったところで、
同意しなければいいのだから、、、。
何せ日本では、法的な配偶者の女性は優遇されている。
慰謝料だってばっちりとれるから、
損することはない。

だいたい優柔不断のカエルくんにそこまでする勇気と根性があるわけないので、
脅しと、サービスで攻め込んで、入籍に持ち込めばあとはこっちのもの。

これは、「脅し入籍」、とも言われる手法。
結婚届け、という書類は、実はもっとも怖い契約書。
そこにサインするだけで、一瞬にして数百万円がとんでいくような
法的責任が発生するかもしれない書類なんてほかにあるだろうか。
裏面を見ても、責任事項なんてどこにも書いていない。
でも、サイン一発数百万円。
子供ができたら数千万円、にもなりかねない契約書。
一生を棒に振ることだってできる。
こんな怖い契約文書であることを、一体誰が教えてくれただろうか、、、。
「気合入籍」にはくれぐれもご用心。

タガメの結婚戦略3

タガメが獲物を狙うとき、
かなりシビアなバトルが展開される。

例えばお医者さん。
若くてハンサムな勤務医、とあれば、
タガメ予備軍が虎視眈々。

独身時代、そうしたタガメ予備軍を相手に
「遊び」放題を楽しんで、束の間の青春を
味わった若きカエルくんは、
そのうち、本当のタガメの罠にかかる。

何人かを掛け持ちしてお付き合いしていた
お気楽なカエルくんが、ある日突然見せられた
「腹部エコー写真」
え!「あの時、今日は大丈夫、って言ったじゃん!」

驚いてももう遅い。
彼女と彼女の両親は、着々と、「結婚」に向けての包囲作戦を進める。
ねえ、「日取りはどうする?」
「入籍は?」
あとは、もう、押し切られるまま、
無事タガメのゴールイン。
これは、「気合妊娠」というもので、現代のタガメちゃんがしばしば使う手。

押し切って「気合妊娠結婚」しただけあって、
旦那の気分は煮えきらず、
カエルとして飼われているのも、どこか苦しいので、
何とか逃げ出そうともがく。

「よし、もう我慢できない、離婚しよう!」と思った矢先にまたもや、
「二人目ができたみたい」と。

これは、もう同情の余地はない。
本当に別れたかったのだったら、そんな危ないことするなよ、、。
と自らを哀れんでもあとのまつり。
こうして、もがくカエルは、しっかりとタガメの罠にはまってゆく、、。
これが男の幸せ、、なのか、、と。

タガメの気合妊娠パワーはすごいので、くれぐれも要注意。

タガメの結婚戦略2

タガメの嗅覚はものすごく鋭くて、
「美味しい男性」をかぎ付けると、すぐさま狙いを定めます。
どんな男性に惹かれるかというと、
「条件」(最近ではスペック、と呼ぶらしい)がよくて、
優柔不断で、恋愛経験は必ずしも多くなく、
母親など身近な人の支配に非常に弱いタイプ。

つまり「仕事」や「勉強」はよく、できても、
生活面における自律性と自立性は必ずしも高くなく、
何事も自分で決められないカエルくんが理想的。

将来、自分の配下で言いなりになって、
立派に稼いでくるとてもよいエサだから、、、。

これでルックスもよければ、結婚式なんかで
友達や親せきに優越感を振りまけるし、
「理想の結婚」を演ずるにはばっちり。

「お婿さん」は、自分の「理想の結婚像」を満足させるための、
一つの重要な材料にすぎない。

一旦結婚したら、今度は、浮気されたりしないように、
できるだけ「かっこ悪く」しておいて、お小遣いも少しだけ。
子供や自分や家族の旅行などにお金を出させるように、
巧みにコントロール。
こういうカエルくんのお小遣いは、せいぜい2万円まで、、。

タガメにとって大切なのは、
「幸せなふり」「愛しているふり」
本当の幸せや、愛とは実は距離がある。
「幸せの偽装」のためには、
「お誕生日」や「クリスマスパーティー」などの
行事がとても大切。
行事の予定を綿密に立てて、
お友達を呼んで、楽しく過ごす。
「幸せの偽装」にはぴったりのすごし方、、。

そして、アルバムには「幸せの記録」
こうして、タガメワールドはつくられる。

タガメの結婚戦略1

タガメの支配領域は家庭。
家庭をつくるにはまず、配偶者をゲットして「結婚」という
法律的な「箍」をはめることからスタート。

タガメちゃんがほしいのは、
生きた人間関係ではなくて、
約束に守られた王国。

条件に合う男性を探し出したら、全力をあげてゲット。
そのために使う手法は、
「気合妊娠」
「気合入籍」
何でもあり。

結婚にさえ持ち込めれば、こっちのものだから、、。
この話、続きはまた明日。

«タガメは「約束」が好き!